国連の持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)の世界幸福度調査において、世界幸せランキング第1位のフィンランド(4年連続)と、世界第2位のデンマークから、「Safety 《安全》・Health《健康》・Well-being《ウェルビーイング》」を長年追求する著名な2人の専門家とネットで繋ぎ、日本の第一人者の向殿政男・明治大学名誉教授(IGSAP会長)と共に「世界の新潮流となっているウエルビーイングに、実現の近道はVision Zeroの推進」をテーマに、モデレータ 藤田俊弘・IGSAP理事を含む4名による Round Table Talkを行います。
Dr.Tommi Alanko
・フィンランド労働衛生研究所 (FIOH) ディレクター
・フィンランドVision Zero Forum 推進者
・グローバル OSH コアリション、企業へのビジョン ゼロ推進タスク グループ、リーダー
・Director, Finnish Institute of Occupational Health (FIOH)
・Promoter, Finnish Vision Zero Forum
・Leader, Task Group on Vision Zero at the Enterprise Level, Global Coalition for Safety and Health at Work
Vision Zero Forumをフィンランドで長年リードし、400社の企業を統括して多くの成果を上げた、フィンランドでのウェルビーイング実践の第一人者。2019年には第1回Vision Zero Summitをフィンランドで主催、最近ではGlobal Coalition for Safety and Health at Work(GC)におけるTGのリーダとして世界中の企業へのVision Zero浸透活動に積極的に取り組んでいる。
2022年5月、GCが日本で開催する第2回サミットの推進責任者を務める。
Dr.Pete Kines
・デンマーク国立労働環境研究センター シニアリサーチャー(心理学者)
・デンマーク Vision Zero Council 創始者
・Senior Researcher, National Research Centre for the Working Environment Denmark
・Founder, Danish Vision Zero Council
ISSA(国際社会保障協会)が2017年に開始したVision Zero 活動(企業における働く人の安全・健康・ウェルビーイングをトップのリーダーシップで実現する活動)の概念や理論的背景を創成した世界有数の専門家。企業が取り組むべき7ゴールデンルールやPLI(Proactive Leading Indicators)も提唱、2020年にはDanish Vision Zero Councilを創設し、デンマーク企業へのVision Zero浸透やウェルビーイング向上に取り組んでいる。
向殿政男(工学博士)
明治大学名誉教授
IGSAP会長
公益財団法人 鉄道総合技術研究所 会長
ものづくり産業の安全に長年尽力され「安全学」を体系化した第一人者。
安全は、働く人がウェルビーイングを向上するためにあり、新しい技術が一層働きやすさや安心を実現するという新しい概念「協調安全/Safety2.0」を2015年に提唱した。
2019年、第1回Vision Zero Summitで、日本から「協調安全技術・人・マネジメント・ルール形成」を4次元で連動して進める「ホリスティックアプローチ」をグローバル社会に発信、Vision Zeroの目的である働く人のウェルビーイングを実現することから、世界から注目を集めている。日本開催の第2回サミットの日本側責任者を務める。
藤田俊弘(工学博士)
モデレーター
IGSAP理事
(一社)日本ロボット工業会 理事
IDEC㈱ 技術経営担当 常務執行役員
安全は、働く人のウェルビーイング向上のためと考え技術開発を推進、最近IEC白書“Safety in the Future”の発行に大きく貢献した。Global Coalition for Safety and Health at WorkにDr. Alankoに誘われアジアを代表して参加し、企業での安全・健康・ウェルビーイングの向上に向けてのVision Zero活動を推進している。IGSAP向殿会長と共に、第2回サミットの成功に向け積極的に取り組んでいる。
視聴のお申込み受付はセーフティグローバル推進機構の参加登録フォームよりお申込み下さい。
申込み受付は6月23日までですが、定員になりしだい受付を終了します。
登録された方への招待メールは、6月24日に発信いたします。