IGSAPでは、人、モノ(機械)あるいは環境が互いに情報を共有し、協調・調和して安全を確保する新しい安全の考え方である協調安全(Safety2.0)を提唱し、その普及促進を図っています。協調安全の考え方が世界に広まり、そして、労働災害や事故の削減に寄与するためには、協調安全(Safety2.0)が国際規格となる「国際標準化」が不可欠です。

協調安全の国際標準化提案に向けたフィージビリティ調査

2017(平成29)年度の経済産業省委託事業として、協調安全の国際標準化提案に向けたフィージビリティ調査を行いました。その結果、協調安全に対する世界的なニーズの強さや標準化の必要性が明らかとなりました。

協調安全調査報告書
(平成29年度)

2018(平成30)年度も引き続き、協調安全の国際標準化提案に向けたフィージビリティ調査を受諾し調査を行いました。この調査においては、協調安全に関する規格概要及び提案プロセスについて具体的に提案を行っています。

協調安全調査報告書
(平成30年度)

協調安全に係る要員の認証手続き等に関する国際標準化及び国際認証制度の創設

平成31年度の省エネルギー等国際標準開発(国際標準分野)テーマとして、協調安全に係る国際標準化が公募されました。
現在、このテーマに応募した関係機関とIGSAPの関連委員会が連携しながら、協調安全に関する国際標準化活動を進めています。