向殿政男(IGSAP会長・明治大学名誉教授)の新刊書籍『安全四学ー安全・安心・ウェルビーイングな社会の実現に向けて』が日本規格協会より発刊されました。

向殿 政男(IGSAP会長)の新刊書籍『安全四学―安全・安心・ウェルビーイングな社会の実現に向けて』
が日本規格協会より発刊されました。

***安全学を四つの分野に分け、わかりやすく解説した入門書!***

安全学とは、安全に関する技術的側面(技術で安全を守る)、人間的側面(人間が安全を守る)、組織的側面(組織・ルール・法律などで安全を守る)を、安全哲学などの理念的側面の下で合理的に統一・総合化した学問体系を指します。

日本の安全工学の第一人者である向殿会長が、安全学を四つに構造化して説明しています。

(1)基礎安全学ー安全そのものの意味や一般的な定義、基本の紹介
(2)社会安全学ー社会を安全にしているいろいろな仕組みの紹介
(3)経営安全学ー経営者の方々に知っていてほしい経営における安全
                      の位置付けや社会貢献の重要性などを組織的な観点
                      からの紹介
(4)構築安全学ー実際に安全を設計し、管理・運営する人のために安全
                      技術を中心に紹介

安全についての基礎的な知識と考え方を学べる本書は、事故や災害、疫病など私たちの生活につきものの様々な心配を、自分をもち、自分で判断・対処し、ウェルビーイングな社会・生活を推進する一助となります。