企業の安全への取り組み、共存環境での安全・安心向上の証として Safety2.0 適合審査登録制度を活用下さい

Safety2.0 適合審査登録制度とは

協調安全の技術的方策であるSafety2.0は、情報通信技術(ICT)等を活用し、人・モノ・環境が、情報を共有することで、共存環境での安全を構築することができます。

一般社団法人セーフティグローバル推進機構(IGSAP)は、協調安全(Safety 2.0)を、労働災害をはじめ各種災害や事故防止の観点から推奨し、社会に普及させることを目的に「Safety 2.0適合審査登録制度」を推進しています。

この制度は、Safety 2.0に対する技術的要件を定めた<Safety 2.0に関する一般要求事項>に基づいて審査を行い、適合と判定した対象及び組織を、IGSAPに登録し、ホームページに公表するとともに、適合証明書を発行し、適合対象へのSafety 2.0 適合マークの表示許可を与える制度です。

Safety2.0適合基準の全面改訂について一般社団法人セーフティグローバル推進機構(IGSAP)では2018年来、Safety2.0に関する適合基準を独自開発し運用してまいりましたが、審査実績を積み上げるなかで、規定内容の明確化・細分化を通じてより使いやすい基準化が必要との結論に至り、昨年来関係有識者を集めて現行基準の見直しを進めてまいりました。このたび基準改定プロセスを完了し、現行基準に代わって「Safety2.0構築・運用のための一般要求事項:第2版」として新たに公表する運びとなりましたのでここにお知らせします。
適用開始は2023年4月からとし、これ以降にSafety2.0適合審査登録申請を予定されている事業者におかれましては新基準を参照いただくようにお願いします。
現行基準にて既に登録されている事業者におかれましては別途窓口にお問い合わせください。

Safety2.0構築・運用のための一般要求事項:第2版

Safety2.0 適合審査に適合したことを示す「Safety2.0 適合証明書」や「Safety2.0 適合マーク」及びIGSAPホームページによる公表は、対象の製品やシステム、プロセスが、共存環境での労働安全に対する安全・安心の向上を示す証として有効であるばかりでなく、企業の安全に対する取り組みをユーザーや社会に対し示すことにもつながります。

Safety 2.0 適合審査登録制度は、一般社団法人セーフティグローバル推進機構(IGSAP)がスキームオーナーとして制度設計を行い、審査業務等の制度運営は、日本認証株式会社へ委託しています。

問い合わせ先:https://www.japan-certification.com/certification/contact/

※この適合証明書は、不安全災害の未然防止手段のひとつとして協調安全を実現する技術的要件及びその継続的な運用に対し公布するものであって、これが無災害を保証するものではありません。