IGSAPは、協調安全の普及・推進と、働く人の安全・ウェルビーイングの向上のため、多くの海外機関・企業と連携し、活動しています。
主な連携国際機関
IGSAPとともにEXPO2025でのGISHW(安全・健康・ウエルビーイング世界イニシアティブ) DAYSを推進している海外の組織・団体・企業
団体名 | 所在地 | 説明 | ||
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World Health Organization 世界保健機関(国連) | ジュネーブ (スイス) | 国際連合の専門機関で、世界の公衆衛生を改善し、健康の増進や疾病の 予防を目的とした活動を行う。 | ||
International Labour Organization 国際労働機関(国連) | ジュネーブ (スイス) | 国際連合の専門機関で、労働者の権利向上や雇用機会の拡大、安全で健康な労働環境の確保など、労働に関する国際基準を策定・推進する。 | ||
Vision Zero Fund ビジョン・ゼロ・ファンド | ジュネーブ (スイス) | グローバル・サプライチェーンにおける重大かつ致命的な労働災害・傷病をゼロにするというビジョンに向けて、政府、雇用者・労働者団体、企業、その他の関係者が共同で取り組むために設立された国際組織。 | ||
Global Coalition for Safety & Health at Work | (事務局ILO) (スイス) | ILO、WHO、ICOH、欧州委員会、欧州労働安全衛生機関(EU-OSHA)、シンガポール政府が支援するイニシアチブ。6タスクグループがある。 | ||
International Social Security Association 国際社会保障協会 *1 | ジュネーブ (スイス) | 各国の社会保障機関・団体を会員とする国際機関。「社会正義を基礎に人々の社会・経済状態を向上させるために、世界全体の社会保障の促進及び開発において、主としてその技術・管理面の改善を通じて国際レベルで協力すること」を憲章上の使命とする。 | ||
欧州労働安全衛生機構 (EU-OSHA) | ビルバオ (スペイン) | ヨーロッパ全体で職場の安全と健康を促進するために設立されたEUの機関で、労働者の安全性向上や職場環境の改善を目指して、調査、情報提供、政策支援を行う。 | ||
国際産業保健学会 (ICOH) | イタリア | 労働者の健康保護と労働環境の改善を目的とする、世界最大の産業保健に関する専門家組織。産業保健分野の研究促進や知識の普及、国際協力を通じて、安全で健康的な職場を実現するための活動を行う。 | ||
イギリス労働安全衛生協会 The Institution of Occupational Safety and Health (IOSH) *1 | イギリス | 労働安全衛生の専門家を支援する、世界最大の職業安全衛生に関する専門機関。労働者の安全と健康を守るため、教育、研修、資格認定を行い、職場の安全文化の向上を目指して活動している。 | ||
欧州安全衛生専門家ネットワーク協会(ENSHPO) *1 | ドイツ | ヨーロッパ各国の労働安全衛生専門家団体をつなぐネットワーク組織で、安全衛生分野の専門家間の協力と知識の共有を促進。各国の安全衛生基準の向上を目指し、労働者の健康と安全に関する専門的な取り組みを推進している。 | ||
国際安全衛生専門家ネットワーク協会(仮訳) International Network of Safety and Health Practitioner Organisations *1 | カナダ | 世界中の労働安全衛生専門家団体を結びつける国際的なネットワーク。労働者の安全と健康の向上を目指し、各国の安全衛生に関する専門知識やベストプラクティスの共有、国際協力の促進を行っている。 | ||
国際労働監督協会 International Association of Labour Inspection(IALI) *1 | オーストラリア | 世界各国の労働監督機関を結ぶ国際組織で、労働基準の遵守や労働条件の改善を目的に、労働監督官の能力向上や国際的な協力・情報共有を促進する。労働者の権利保護と安全・健康な労働環境の確保に貢献している。 | ||
ドイツ法定災害保険(DGUV) *1 | ドイツ | ドイツの法定労災保険機関で、労働者が仕事中や通勤中に事故に遭った場合や職業病にかかった場合の補償やリハビリ支援を提供する。さらに、労働災害の予防や職場の安全衛生改善に向けた取り組みを行い、労働者の安全と健康を守る役割を担っている。 | ||
ドイツ法定災害保険研究・試験研究所 | ドイツ | DGUV(ドイツ法定災害保険)の一部であり、職場の安全衛生に関する研究や技術的な試験を行う機関。職業上のリスク評価や労働災害の予防策を科学的に検証し、安全基準の策定や新しい技術の導入を支援している。職場の安全性向上に貢献するための研究機関として、広範な分野で活動している。 | ||
The Federal Association for Occupational Safety and Health (Basi) ドイツ連邦労働安全衛生機関協会 *1 | ドイツ | ドイツにおける労働安全衛生分野の中心的な協会で、政府機関、労働組合、企業、保険機関などをつなぎ、職場の安全衛生の改善に向けた協力を促進する。安全衛生に関するイベントやカンファレンス(例:A+Aカンファレンス)を主催し、最新の知識やベストプラクティスの共有を推進している。 | ||
The International Occupational Hygiene Association(IOHA) 国際労働衛生工学協会 *1 | イギリス | 世界中の労働衛生を促進し、すべての人に安全で健康的な職場環境を提供する労働衛生団体として国際ネットワークを強化することを主な目的として、1987年に国際的な労働衛生団体として結成。 | ||
国際ORP財団 International ORP Foundation *1 | マドリッド バルセロナ (スペイン) | 労働安全衛生と企業の社会的責任を推進するために設立された国際的な非営利組織。ORP(Occupational Risk Prevention: 職業リスク予防)の考え方に基づき、リスク予防、労働者の安全、健康、持続可能なビジネス慣行を促進する活動を展開している。世界中の専門家や組織との協力を通じて、安全で健康的な労働環境の実現を目指している。 | ||
The Manufacturing Safety Alliance of BC | カナダ | ブリティッシュコロンビア州の製造業と食品加工業の企業に対し、労働安全衛生の向上を目的としたコンサルティングやトレーニングを提供する非営利団体である。労働災害の防止と安全管理システムの改善を支援している | ||
グローバル・ビジョンゼロ・ビジネスカウンシル | バルセロナ (スペイン) | 企業として安全・健康・ウェルビーイングの重要性を認識する国際的な有名企業が集まり結成され世界におけるOSH先進モデルとなっている。Coca-Cola, L‘Oréal, Novo Nordisk, Philip Morris, Siemensなどがメンバー。 | ||
The National Research Center for Work Environment | コペンハーゲン (デンマーク) | 職場環境に関する国家研究機関で、労働環境、労働者の健康、安全、福祉に関連する研究を行っている。職業上のリスクを評価し、職場の安全衛生の向上を目指して、科学的知見や政策提言を提供する役割を担っている。 | ||
ヒューマンハウス *1 | コペンハーゲン (デンマーク) | コンサルティング会社で、職場の安全衛生、組織開発、リーダーシップの強化に関するサービスを提供。企業が健全で生産的な職場環境を構築し、従業員の幸福とパフォーマンスを向上させるためのサポートを行っている。 | ||
デンマーク・ビジョンゼロカウンシル | コペンハーゲン (デンマーク) | Human House主導で2020年10月に設立したデンマークの主要企業の安全衛生管理者が集結するプラットフォーム。安全・健康・ウェルビーイングを推進する企業同士が、職場の安全、健康、ウェルビーイングを向上させるためのプログラムや活動について交流を持ち、働く人のウェルビーイングを積極的に向上させている。 | ||
フィンランド労働衛生研究所(FIOH) *1 | ヘルシンキ (フィンランド) | 労働者の健康と安全を向上させるための研究や専門的サービスを提供するフィンランドの主要な研究機関。職場の健康、安全、労働環境に関する科学的調査を行い、政策立案や実務へのアドバイスを提供し、労働災害や職業病の予防に取り組んでいる。 | ||
ビジョンゼロ・ フォーラム(旧Zero Accident Forum) | ヘルシンキ (フィンランド) | 労働災害ゼロを目指すフィンランドの企業と組織のためのネットワーク。安全文化の向上や職場での労働災害・事故の防止を目的とし、メンバー間でのベストプラクティスの共有や協力を促進。ビジョンゼロの理念に基づき、すべての事故は予防可能であるとの信念を持って活動している。 | ||
ポーランド農業社会保険基金(Agricultural Social Insurance Fund) | ポーランド | ポーランドの農業従事者向けの社会保険制度を管理する公的機関。農家や農業労働者に対して年金、医療保険、労災補償などの社会保障を提供し、農村地域の労働者の生活や健康を守る役割を担っている。また、農業における労働災害の予防や職場の安全衛生向上にも取り組んでいる。 | ||
アジア太平洋労働安全衛生機構(APOSHO) | アジア太平洋地域 | アジア太平洋地域の労働安全衛生に関わる団体や専門家が参加する国際的なネットワーク。労働者の安全と健康を促進するために、情報共有、ベストプラクティスの交換、国際的な協力を推進し、地域全体での労働環境の向上に取り組んでいる。 | ||
国際電気標準会議 (IEC) | ジュネーブ (スイス) | 電気、電子技術、および関連技術の国際標準を策定する専門機関。エネルギー、電気機器、電子機器、通信技術、再生可能エネルギー、スマートグリッドなどの分野で使用される技術基準を提供し、世界的な貿易促進や技術の安全性向上を目指している。 | ||
Messe Düsseldorf メッセデュッセルドルフ | ドイツ | ドイツのデュッセルドルフにある世界的に有名な展示会・見本市の開催企業およびその施設。産業、医療、ファッション、環境技術など幅広い分野の国際展示会やイベントを主催しており、特にA+A(労働安全衛生の国際展示会)などの大型イベントが有名。グローバルなビジネス交流と産業の発展を支援する重要なプラットフォームとして機能している。 | ||
ENETOSH *1 | ドイツ | 労働安全衛生分野における教育と訓練の向上を目的とした欧州ネットワーク。労働者の安全と健康に関する教育やトレーニングプログラムの質を高め、効果的な安全文化を育むための知識とベストプラクティスの共有を促進している。欧州内外の教育機関、企業、労働安全衛生専門家が協力して活動している。 | ||
OSHAfrica *1 | ナイジェリア | アフリカ全体で労働安全衛生を推進するための非営利組織で、ナイジェリアに本部を置く。労働者の安全と健康を守るため、教育、研究、政策提言を行い、アフリカ大陸全体で労働環境を改善することを目指している。OSHAfricaは、アフリカ諸国の政府、企業、専門家をつなぎ、労働安全衛生に関するベストプラクティスと知識の共有を促進している。 | ||
職業安全健康局 | 香港 | 香港政府が設立した公的機関で、職場の安全衛生を促進するための教育、訓練、研究、支援活動を行っている。労働者の安全と健康を守るための政策立案、リスク評価、企業向けのアドバイスなど、幅広い取り組みを通じて、職場の安全基準を向上させる役割を担っている。 | ||
マレーシア社会保障 機構(PERKESO) | マレーシア | 労働者に対する労災補償や無効年金、失業保険などの社会保障を提供する政府機関であり職場復帰支援や無料健康診断も行い、労働者の保護に貢献している。 | ||
L‘Oréal ロレアル *1 | フランス | フランスに本社を置く世界最大級の化粧品および美容製品メーカー。スキンケア、ヘアケア、メイクアップ、フレグランスなど多様なブランドを展開し、世界中で販売されている。イノベーションと研究開発に力を入れており、持続可能な製品開発や環境保護にも取り組んでいる。ラグジュアリーブランドから大衆向けブランドまで幅広い市場をカバーしている。 | ||
SIEMENS シーメンス | ドイツ | 交通、医療機器、インフラストラクチャーなどの分野で幅広い製品やサービスを提供している。特にエネルギー効率、スマートインフラ、デジタル技術に強みを持ち、技術革新と持続可能なソリューションを通じて、世界中の産業や都市の発展に貢献している。 | ||
Novo Nordisk | デンマーク | 特に糖尿病治療薬分野において世界的な製薬企業ある。インスリン製品やGLP-1受容体作動薬を中心に、糖尿病患者向けの治療法を開発・製造している。また、肥満治療や血友病、成長障害の治療薬にも注力。ノボノルディスクは、医療技術の革新を通じて、患者の生活の質の向上と持続可能な医療への貢献を目指している。 | ||
Manage Damage | オーストラリア | オーストラリアに拠点を置くリスク管理の専門企業で、非財務的なリスクを財務的なアプローチで解決することに特化。安全ガバナンス、労働者災害補償とコスト削減、安全管理のサービスを提供。 |
*1はIGSAPと覚書(Memorandum of Understanding)締結
MoU調印式
主な参画国際会議/展示会
- SIAS (Safety of Industrial Automated Systems)安全国際会議2018
(2018年、フランス ナンシー) - SIAS安全国際会議2021
(2021年、日本(オンライン)) - SIAS安全国際会議2024
(2024年、フィンランド タンペレ) - Vision Zero Summit 第1回
(2019年、フィンランド ヘルシンキ) - Vision Zero Summit 第2回
(2022年、日本(オンライン)) - Well-Being Tech International2023/ Well-Being Tech Forum
(2023年、大阪) - The Global Initiative for Safety & Wellbeing at EXPO2025 and Beyond
(2023年、スペイン ビルバオ) - The Global Initiative for Safety & Wellbeing at EXPO2025 and Beyond
(2024年、大阪)